ラジオとUSTREAM生中継とのコラボ企画「2014年北九州の旅〜通好みの街をゆく〜」。
2012年に好評を博したシリーズ続編として、今年4回に渡って実施するcross fmと北九州市広報室の特別番組です。企画・制作を担当するのはトミタプロデュース。
USTREAMなので全国で見られますので、ぜひ皆さんご覧ください。ナマが無理なら後でアーカイブでも見られます。
http://www.ustream.tv/channel/kitakyushuodyssey
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いわゆる“商業的な開発”があまり為されて来なかった北九州という街は、都会も自然も、住むエリア・働くエリア・遊ぶエリア・手つかずのエリア・・・そこここに“天然な良さ”が残り、プロやマニアの目線で見るとかなりのお宝シティなのです。
もちろんワタシ富田もそんな面白さに惹かれ、誰に頼まれたわけでもなくこの魅力を全国に発信するのは自分の役割と決め、半信半疑の皆さんを半分説得するような企画(笑)をつぎつぎ繰り出して、最終的には喜んで頂くのはもちろんですが、自分自身が楽しんで日々を過ごしております。
2012年は地元の様々なキーマンを案内人にしましたが、今年の北旅はプロやマニア…強烈なヨソ者の目線を持って来ようということで、1回目には松竹映画やテレビドラマに大活躍の映画監督 本木克英さんを、お呼びすることにしました。
「釣りバカ日誌」「ゲゲゲの鬼太郎」「おかえり、はやぶさ」「鴨川ホルモー」などの作品で知られる本木監督の最新作は6/21公開の時代劇コメディ「超高速!参勤交代」。福島の貧乏小藩が幕府の悪老中のいじめで無茶な参勤交代を課せられ果敢に挑むお話し。(試写見たけど、かなり面白かった!超オススメです)
それで、今回の「2014年北九州の旅」の本木監督視点は「北九州で時代劇が撮れるかどうか探りたい…」ということで、果たしてどうなることやら・・・。何しろ生なので、どうなるかはやってみないと分かりません。
http://www.ustream.tv/channel/kitakyushuodyssey
USTREAM中継開始は、6月10日午前11時30分すぎから。実際の旅のスタートは11時40分すぎになりそうです。
お楽しみに!
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ところで、この本木克英監督と富田とが出会ったのは1983年。大学時代同じサークルの同期でした。(映画サークルじゃありません。少々変わった芸能サークル…)
このサークルでは、歌って踊って制作スタッフして…実にいろんなことをするのですが、僕と本木くんが一緒にやったのは舞台監督助手の仕事。タイムキープとか、制作雑務ですね・・・
一緒にやったと言っても、3年生になると僕は辞めるのでその期間わずか2年。その後、卒業してから会ったりしたかというと、まったくのノーコンタクトでした。
それから25年経って、2009年に「鴨川ホルモー」のイベントで博多に来た本木監督と再会。でもその時はバタバタしていたので、メアドと電話を交換して「またね!」・・・でさらに5年が過ぎます。
そして今回の北九州の旅の企画が成立して、「案内人」を決めようと思い、「そうだまずは本木くんを誘ってみよう!」と突然コンタクト。
で、すぐに「お〜やろーや」ってことになって行くわけです。
しかも、本木くんとの再会をきっかけに、先日当時の仲間数名とそれこそ30年ぶりに飲むことができました。いやぁ〜懐かしかったこと!
学生時代の友人は、ホントに貴重だよね〜。何年会っていなくても、音信不通でも、何があっても友達です。
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僕にしてみると、30年前と何も変わってない本木くんなのですが、もちろん映画監督として素晴らしい仕事をしてきた本木克英監督です。
特に今度公開になる「超高速!参勤交代」は、コメディ時代劇として誰が観ても単純に楽しめる作品でありながら、 福島・いわきの大地の恵みへの大いなる愛が根底に流れていてほんのり温かい気持ちになる作品。観終わったあとには思わずいわき弁で「そだな〜、だいじなことってぇ!」と言いたぐなる、そんな映画です。
いやぁ映画ってこーでなくちゃ!という痛快娯楽大作。あの本木くんがいつの間にかこんな素晴らしい映画を撮る監督になっているなんて、こっちが感動です。
というわけで、そんな素晴らしい映画監督を出演者にして、今回は演出オレだからね〜
^。^と言いつつ、一緒に楽しい時間を過ごしたいと思います。よかったらみなさん観てね。