人生って、あっという間です
2024年、明けましておめでとうございます。
今年は辰年、僕の干支でもあります。
1964年|昭和39年生まれなので、今年の8月の誕生日で60歳。いわゆる還暦です。
いやぁ、本当に早いこと~。でも考えてみると、ずいぶんいろんな事をしてきたなぁとも思います。
いま10代、20代の人は、60歳がやってくるなんて想像できないだろうし、30代、40代のときもまだまだ遠い…でしょうが、思った以上にあっという間にやってきますよ。
ということは、70歳も80歳も100歳も・・・元気で生きていれば、「あっという間」なんだろうなぁと思います。そういうモノだということだけ、心の片隅に小さくメモしておこう(昨日久々に紅白で聴いた「セーラー服と機関銃」よく聴くといい歌詞だなぁと思った…。いや、間違いなく還暦だね)。
なぜ干支は12なのか?なぜ一日は24時間なのか?
星がぐるぐる回っているからです
でも、なんで干支は12なのか?なぜ一日は24時間なのか?
10や20の方が計算が何かと便利な気もするけど、、、不思議に思いませんか・・・
僕はその理由はたぶん、星が回っているからだと思います。円を割るのには、10よりも4と3の組み合わせの方がやりやすい。
いえ、干支の専門家ではないので全然違うかもしれませんけど、しかし「時間」は星がぐるぐる回っているからある…というのは事実でしょう。これは僕が長年考えてたどり着いた結論。もし星が止まったらそこで時間はオシマイ。この世は案外機械仕掛けなのです。
それにしても、月が地球の周りをおよそ30日で一周し、月がおよそ12回地球の周りを回る周期で地球は太陽の周りを一周する…なんてホントによく出来すぎです。その1年を12回繰り返したら、ひとつの周期が終わる干支の考え方、そして同じ干支が5回来たところで「60歳=還暦」という節目がやってくるわけです。
まさにその名の通り、ここまでで人生一区切り。そこから先はまた新たな旅が始まる・・・そんなイメージがしてワクワクします。
激しい変化と豊かな実りを連れてくる星の使者…それが龍
さて、関係無いようですが、辰年=龍というのは、案外星の動きに関係しています。他の干支と違って想像上の動物で、地上と天とを行ったり来たりするわけです。また日本人は昔から、増水した激しい水の流れ(主には川、トミタ的には関門海峡など激流の海も…)を「龍」と呼んできました。龍は流でもあるのでしょう。
増水するのはもちろん、大雨や台風など気象の影響です。雲が垂れ込め、激しく降る雨が川を生き物のようにのたうち回らせ、稲妻が鳴り光る雲に乗るようにして龍は天界と地上を行き来します。
「虹」が虫偏なのも、虫というより爬虫類…蛇や龍をイメージしているのでしょう。
そんな、激しい嵐の後の虹のように…稲妻の後の稲田の実りのように…、激しい変化と豊かな実りを連れてくるのが龍の役割ですから、辰年生まれのトミタも元気に動き回りたいと思っています。
一方、60歳は厄年ともいって、いろいろ気をつけるべきときであるのも事実。そんな先人の知恵に感謝しながら、今年も一年健康で、これからの新サイクルを新たな気持で過ごしていこうと思った元日です。
厄払いもいかなきゃなぁ。龍に守ってもらえるところに行くことにしよう。
今年もよろしくお願い申し上げます。
2024年元旦 富田剛史 拝