世の中には案外、「なぜ」に興味のない人が多い。
「原因」は突き止める。これが悪いのかと。
この部品が・・・、この人が・・・、このデザインが・・・
しかし、なぜそうなのか、どういう背景があるのか、
これからそれはどう変わって行くのか、なぜ変わって行くのか・・・
そこに興味を持ち、徹底的に詰めて行く人は案外少ない。
「原因」の「原因」を突き詰める人はいますね。
その原因の原因の原因・・・
でも僕が言ってるのはそういうことではなくて、
<目に見えない形の特定できない何か>を考えること、なのです。
こうすればこうなる、という魔法の公式や秘密の新技術を求めはしても、
なぜそうなるのかを理解しないでは、ちょっと状況が変わった時に対応できない。
逆に、その背景にある本質的な理由や流れを理解すれば、
状況に応じた対処が可能なのだと思います。
ましてや、今はちょっとやそっとの状況変化ではありません。
世紀の価値観変化の時代なのだ。
新しいツールやノウハウまがいのことは、次々に出てくるし数年も持ちません。
それを覚えた頃にはもうそんなの古いという状況になる。
追いかけ続けて疲弊するばかり。
なぜそうなのか、なぜ、なぜ、なぜ・・・本質をじっくり考え、
対処の方法は自分で考え、生み出した方が、よほど長持ちするし、次の手も打てる。
第一ストレスがない。
なぜかって? 自分で考えてみよう^。^