ずいぶん久しぶりのエントリーになりました。
昨年度、とにかくずっと走り続けて、辻屋本店の下駄屋.jpのリニューアル、伝法院通り新店舗のオープン、新仲見世からの完全移転、アサコレ2、紫川語り部屋形舟・・・なんとかすべて無事に着地、それぞれ素晴らしい結果と評価を頂いています。
新年度に入って、いくつか顧問先の会議や講義・人事研修などをしていますが、少しスローダウンしております。そう、今は業務の見直しの期間。3年前に新たな時代の後押しをしたいと思ってスタートしたトミタプロデュースの活動も、気づけば目の前の仕事をこなし、このままではイベント屋さんと変わらない・・・と思い、改めて業務の編成をし直そうと準備中です。
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その中で、最も今年注目のキーワードが「オウンドメディア」。
つまり、企業の独自メディアということで、企業がコーポレートサイトとは別に顧客が喜びそうなテーマの情報サイトを運営してインバウンドマーケティングを推進しようというもの。まさにトミタプロデュースで何年も言っているメディア戦略のひとつですが、そんな「オウンドメディア」がいま大企業を中心にどんどん現実になり、マーケティング戦略の大きな潮流として注目を集めています。
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しかし、中小企業やお店オーナーの皆さんなどは、もう少し別の戦術を取った方がいいです。
「オウンドメディア」は何もWebサイトばかりではないし、地域のビジネスや規模拡大を目的としていないビジネスにとってはWebサイト以外のオウンドメディアでの戦い方こそが大切なのです。
昨今のオウンドメディア、インバウンドマーケティング、コンテンツマーケティングの注目のされ方は、そんなことを忘れてしまいそうなほど、大手広告会社と巨大投資を受けたIT企業の皆さんが凄まじい勢いで、新たな「市場」の構築にしのぎを削っていて、このままではインターネットの時代にもまたマスメディア時代と同じことが起きるのではないか・・・と思ってしまうほどです。
実際にはそうはならないでしょう。
オウンドメディア戦略というのは、本来であれば「弱者に利のある戦い方」のはずです。
しかし、本当にそうなるには考え方や戦い方をもっと広げていかねばなりません。
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そんなわけで、「中小企業、お店オーナー、まちづくりのための本質的オウンドメディア戦略」をこれから強力プッシュしていきたいと思っています。それこそが、トミタプロデュースが目指す<メディア化>だったということを、改めて思いだしました。
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やるべきこと、やってはいけないこと・・・を、とにかく中小企業・お店オーナー・NPO・まちづくり…などの側に回って丁寧に考えながら、改めて「メディア化のメソッド」として発信していこうと決意しました。
リソースに限りがあるので徐々にですが、賛同した方はぜひ一緒にこの波を広げていきましょう!
トミタプロデュース、リスタートします。