バロック音楽と日仏交流
ちょっと古風で新しい夜
突然、直前、恐縮ですが、墨田区文花の古家Caféめぐるの隠れ部屋にて文化イベントを企画しました。
題して「真夏の夜(や)バロック」。バロック音楽と日仏交流を楽しむちょっと古風で最新の夕べです。
6弦のチェロのような古楽器ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の富田・カトワール・ゆみ(フランスで結婚した僕の妹の長女…つまり姪)は法律勉強中の大学生。この7月、フランス・リヨンから東京の法律事務所にインターンで来日しています。その間Cafeめぐるでお世話になり、古楽器の練習もして良いとのことなので、せっかくなら仲間にも声をかけて…と考えた、古民家Cafeでお酒と料理、バロック音楽とフランスの普通の暮らし方を肴に時間も空間も超える、古風で新しい音楽&トークイベントです。
ライブは、ヴィオラ・ダ・ガンバのソロ演奏のほか、オランダでバロック音楽を学び、最近は「縦笛侍」としてリコーダーでバロックに取り組む音楽家/写真家・伊藤粒太さん、バロックは専門外ながら世界で活躍してきたソプラノ歌手・小出理恵さんを加えたこの日限りのセッションも予定。
フランスとリモートをつなぎ生コミュニケーションも予定しています。気楽で優雅な真夏の夜の共演&饗宴をお楽しみください。
※今回はライブ視聴&アーカイブ視聴は予定なしです
「真夏の夜(や)バロック」概要
日時:2024年7月19日(金)
18時開場、19時開演
(21時頃終演予定)
会場:古家Cafeめぐる|押上駅から徒歩9分
〒131-0044 墨田区文花1丁目2−5
※厨房奥の秘密スペースIMAで
料金:前予約&決済:2800円
当日受付払い:3000円
※1Drink+おつまみ込・飲食追加オーダー可
※予約者優先・支払い当日でもご予約を
出演:
ヴィオラ・ダ・ガンバ:富田 カトワールゆみ
リコーダー:伊藤粒太
ソプラノ:小出理恵
MC:富田 剛史
富田カトワールゆみ|ヴィオラ・ダ・ガンバ
Cafeめぐる MAP
Guest Player
■伊藤粒太さん|写真家/バロック音楽演奏家
造形作家・伊藤隆康氏の長男として鎌倉に生まれる。幼少時からピアノを学んだが、ピアノでバッハを弾くことに耐えられずチェンバロに転向。
麻布高校卒業後、1986年オランダに留学してバロックを学ぶ。師匠はグスタフ・レオンハルト。さらに、ヴィーラント・クイケンにヴィオラ・ダ・ガンバを学び、1990年2月、アムステルダムのコンセルトヘボウでリサイタルを開く。
ただ音楽…とくに古楽はレパートリーが限られるわりにはやる人が多く、職業としては魅力を感じづらかったため写真の仕事を始める。舞台写真、アーティスト写真を中心に実績を重ね、現在は妻の伊藤厚子氏とともにLasp舞台写真株式会社を運営する傍ら、地元葛飾区を中心にバロック音楽のコンサートを企画・運営している。
元和裁士でもあり、独特な着こなしの和装スタイルが印象的なキャラクター。
■小出理恵さん|オペラ歌手・ソプラノ
東京音楽大学オペラ科、同大学院首席修了。読売学生コンクール大学一般の部第一位。学生時からNHKジュネスヴォーカルトレーナー等を務めた。二期会本科を経て新国立劇場オペラ研修所修了。フィオルデリージ、ドンナ・アンナ等。林ひろみ、水野貴子、栗林義信、野村陽子、故滝沢三重子氏に師事。
2009年渡伊。ボローニャ市立PGマルティ―二音楽院ビエンニョ課程に在籍しながら(修了)、音楽、劇場ノウハウをボローニャ市劇のステファノコンティチェーロ氏に学ぶ。
オルヴィエートではアズチェーナを、ボローニャアレマンニ劇場では侍女3を5回公演した。その後ルチアーナディンティーノ女史に師事、彼女の提言で再び予定していた声部替えを行い、レナートブルゾン氏に支持されていたトゥーランドット役等、ソプラノドランマティコに戻し17年帰国。
その強い声は珍しくワーグナー等に定評があり、帰国後更にレパートリーを広げている。18年二期会<三部作>第2托鉢修道女で参加、19年千代田区推奨ワーグナーニューイヤーガラコンサートではワルキューレのロスヴァイゼを務めた。二期会会員。
ご予約は以下から(残席数字をクリック!)
予約品目が見つかりませんでした。キャンセル待ちご希望の場合、当日Cafeめぐるにお見えください。店内モニタでイベントの様子をご覧いただける予定&お席に空きが出そうな場合、中にご案内いたします。
遠方の方ごめんなさい、今回はリモート中継&アーカイブは予定なしです。
富田剛史|企画・制作・MC担当
時間のない中でやってみるイベントなので、まずは形を作ることに集中します。今回うまく行ったら、次はライブ配信含めてやってみることにしましょう。
今回は、「文化」ってなんだろ?「文化」って面白い、「文化」がない毎日なんてツマラナイ… みたいなことを、同じ空間に集った人が感じられたらいいなと思っています。ここが文花(ぶんか)の1丁目!文化的な時間が流れる不思議空間 Cafeめぐるでお会いできること楽しみにしています。
富田剛史|トミタプロデュース株式会社