いよいよ今年もスタートします。「北九魂カレッジ 北九州特産品の旨い店開業講座」
今年で3年目になるこの企画、今回はどんな未来のお店オーナーに会えるか楽しみです。
縁あって一昨年からプロデュースしはじめたこの企画、
北九州市雇用創造協議会が主催するいわゆる起業家セミナーなんですが、
僕がやるからには、「番組みたいな講座」を作っています。
その話はいつもの通りなので、今日は省略。
それよりも、飲食店を目指そうって人たちに感動する・・・というお話しをちょっとだけ。
僕自身は、飲食店を自分でやろうと本気で考えたことはなかったのですが、
この講座を真剣に考えてみて、また飲食店をやろうという人たちと接してみて、
本当に素晴らしいなぁと思いました。
まぁとても特殊な例として、
チェーン店展開して企業としてビッグビジネスになることもあるけど、
ほとんどの飲食店、ほとんどのオーナー志望者は、
そんなところにゴールを設定しているわけじゃなく、
自分の好きな街の一角を担える存在になることを目指しているんだな。
北九州の大人気ご当地アイス「雪文」の他田社長も言ってたけど、
この自分が好きな街に暮らして行く理由が欲しかっただけ…そういうこと。
IT起業家の感覚と、地域に愛される店を持とうという人の感覚は、
何もかも違うのだけど、これから先はITだろうが福祉だろうが、
そういう感覚が非常に大事になってくるんだろうと思います。
「仕事」と自分が生きる「まち」と「人生」の関係のバランスの取り方、
仕事しながら得る「マネー」以外の<価値>の量と質の豊富さ、
そういうことが見かけ上の生涯年収以上の魅力だし、そういうことを直感的に
理解している人が、地元の旨い店をやろうと思うんだと思う。
とは言え、そんなに甘くはありません。もちろんね。
どうせやるなら、それなりに成功できるようにやった方がいいに決まってる。
ぜんぜん門外漢ですが、少しはお役に立てるような講座を今年もやっていきます。
本気でお店オーナーを目指すあなたに、今年も会えること楽しみにしています!