マーケティングの基本…4P、3C、ややこシー
マーケティングが専門!という方は、この項は飛ばしてください。
マーケティングとは…なんて話をすると異論百出で大変ですが、ごく簡単に言うと「商品を売るためのノウハウのかたまり」でしょうか。(マーケティングの専門家に怒られそうですが^^;)
富田さんの言う「メディア化」もマーケティングの一種ですよね…と言われると違和感もあるのですが、それでもマーケティング抜きにメディア設計をするわけには行きません。
3Cを考えながら4Pを決める。
まずは、基本のキ、4Pと3C。ややこしーです、こういう言い方って。
4Pとは、プロダクト、プレイス、プライス、プロモーションのP。何を、どこで、いくらで、どう知らしめて…という4要素ですね。
で、それを決めるのに考えるべき「環境」要素が3C。
「環境」なので無理矢理は変えられませんが、「企業の目的は新たな顧客の創造である」なんてドラッカー先生の名言もある通り、切り口次第で変わるところが大事なポイント。
例えば、町の床屋さんが自分の商売を「髪を切る」だけではなく、「いい男を創造する」と考えるようになると、ファッションだって売れるし、男の哲学をテーマにしたスクールビジネスだってできるようになる。
この「新たな切り口」に役立つのが「メディア化」です。新たな切り口が多くの共感を呼び顧客を獲得するには、そこに明快な<メッセージ>が必要になります。プッシュ型の広告をガンガン打つこともできますが、芽生えたばかりの小さな市場にそのリスクは賢明ではないし、何より新たな切り口(価値観)には共感を広げる「惹き付け型」のマーケティングがよく合います。
B2BとかB2Cなんて言葉もあります。
とにかくやたらと似たような英語の略語が登場するのがマーケティング。
それよりずっと実践的な考え方がありますので、そちらをより深く理解するのがビジネスに直結します。
「ベネフィット」です。これこそ、<新たな切り口>で市場を創造できる元になるもの。項をあらためて考えていきましょう。