トミタブログ

あと10年ほどかけて未来はこうなるだろうとSDGsの「夢」のシナリオを見た

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年、新年明けましておめでとうございます。
本年もトミタプロデュースでは「メディア化」の手法を広めながら、新しい時代にイキイキと活躍する皆さまのお役に立ちたいと考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、お正月に「SDGs」を考えていたら夢を見ました。
未来がどんな風になっているのかという夢。備忘も含めてブログに書いておきたいと思います。

 

まず、「SDGs」とは何か?を超簡単にざっくりと

「SDGs」とはエスディージーズと読みます。Sustainable Development Goals の略。

最後の「ジーズ」は「ゴールズ」なんですね。まるで短くなってないぞ!
だったらSDゴールズと呼んだ方が少しは分かりやすいのに…と思いますが、まあとにかく世界で「エスディージーズ」と呼ばれ、昨年一気に耳にすることが増えましたので、今年はよりバズワードになると思われます。

で、なんのゴールズかというと、国連が定めた2030年に世界が達成すべき「目標(ゴールズ)」。持続可能な発展をするには2030年までにこうなっていないとダメということを、17のゴールで示し、その中身を169の具体的に解決すべき「標的(ターゲット)」にしています。


これ、解説しているサイトはたくさんありますが、細かく見ているとどうしていいかわからなくなってきます。こういうのは全体俯瞰してザクッと理解したほうがいいです。

年末に2本ほどトミタブログを書いているので、よかったらそちらのエントリーも後でご覧ください。

https://tomitaproduce.jp/blog/2018/12/24/sdgs2/
https://tomitaproduce.jp/blog/2018/12/16/sdgs-easy-words/

 

あらゆる人の経済活動を発展させ、かつ地球環境に悪影響を与えないなんてあり得る!?

さぁそんなSDGsが目指す「持続可能な発展をキープできる世界」ですが、ここで極めてざっくりいうと

・地球環境に悪影響を及ぼさず
・働きがいも経済発展も実現し
・いわゆる社会的弱者の状況を改善し
・誰もがイキイキと人生を送る世界

ということ。
しかしこれ、実現できるのでしょうか?

今、極貧状態や十分活かされていない人たちが、みんなイキイキ働き、それなりの年収を得られるようになるには、相当な経済活動の発展が必要です。

それを実現してかつ地球環境にインパクトが少ないなど、できるのでしょうか? ガソリン車が電気自動車になるとか、資源リサイクルが非常に極められるなどの「今の経済発展の延長」で「改善」を試みる方法では、みんなが豊かになる経済発展の必要量を考えると、かなり厳しいのではないかと思えてきます。

 

とはいえ、どちらにせよ「技術革新」はすごいスピードで進みます。

AI、ビッグデータ、IoT、ロボットやマシン技術…などによって、「改善」できることはあるでしょう。しかしその「進歩」によって「単純労働」や「ベテランに蓄積される仕事」はどんどん無くなっていくのも間違いありません。
人間国宝級の職人やアーティストの作品は別ですが、普通の仕事で10年20年と経験した人が誇れる「腕前」も「心意気」も残念ながら残りません。
超人的なハサミ技を誇った駅の切符切りは居なくなり、普段のお金の出し入れを銀行の窓口のお姉さんにお願いする人もめったにいません。その「お金」すら、間もなく「しばらくお金触ってないね〜。。。」なんてことになるでしょう。

この「職にあぶれた人」が大量に出る時代に、みんなが豊かになるには、どんな「ゴール」があるのでしょうか?

 

「夢」を追いかけ、実現する人が増える未来というシナリオ

ひとつだけあり得るシナリオを思いつきました。

それは、アートや音楽、文芸やパフォーマンスなど表現や球技、レース、格闘技などからeスポーツまでスポーツの世界で生きる人が増えること。つまり、人を感動させる仕事をする人が非常に増える、ということです。

あとは、人を感動させる人を育てるのに必要な、教育者やコーチ、監督やプロデューサーや編集者。

なぜなら、表現者や教育者が生み出す「価値」は、基本的に地球環境へのインパクトは少なく、しかしそれを望む人にとっては非常に経済価値があるものだからです。

物は世の中に溢れています。
大メーカーの有名商品がまだ普及していない地もあることでしょうが、世界中に広げた後はどうなるのでしょう? バージョンアップや流行遅れを引き起こし、買い替え需要を起こす? 広告であおって本当は要らないものを欲しくする?
一流品のヒットの後には、粗製乱造のバッタ物もどんどん出てきますし、ヒットに至るまでにはたくさんのヒットしなかった商品もあるはずです。
どう考えても、地球環境は悪化します。

しかし、音楽やパフォーマンス、コーチや教育なら、どれだけ新たに生み出され「消費」されても地球は痛くもかゆくもありません。
CDや印刷物などコピーの製造は少しはあるにせよ、それもどんどんオンラインで享受して所有しない時代に向かっています。
類似品、粗悪品や、未ヒット商品も地球への影響なし。

でも経済価値はあります。たくさんの人の音楽やパフォーマンス、コーチングや教育が消費されたとしたら、地球環境へのインパクトはなく「経済」はちゃんと回り、経済発展しますよね?

「そんな夢みたいなこといってるんじゃないよ〜。ちゃんとマジメに働け!」
と怒られそうですが、いやこれ僕の「夢」の話ですから。笑

 

でも、真面目な話、僕はこう思うのです。
20世紀には【「夢」を目指すか…あきらめて「仕事」をするか…】と「夢」と「仕事」がトレード・オフ関係なのが社会常識でした。しかし21世紀は人間がしなきゃならなかった作業をAIやロボットがやってくれる世界。人は「夢」を追い続けていて良くなるのではないかと。

それが成立するのに必要なことがいくつかあります。

 

『「夢」を追いかけ、実現する人が増える未来』が来るのに必要なこと

ひとつは「起業」のスキル。

といっても、20世紀型の企業を作るスキルとは少し違うかもしれません。アートやパフォーマンス、スポーツや教育などの自分が生み出す【個の価値】を「商品化」し、ターゲット顧客に情報を届け、「販売」する、自分の【個の価値】を売るための「業を起こす」というスキルを、夢を追う人自身が得ていく必要があるでしょう。

 

もう一つは、こうして生まれる【個の価値】を、「企業」や「政府・行政」が積極的に利用していくこと。これこそが、SDGsで具体的に企業や行政がアクションすべき大きなポイントであると私は思います。

『夢を追う人を応援〜』なんていうと、すぐに補助金や賞金などお金を出すことを発想しがちですが、世の中を変えるほどのインパクトを創出するほど企業や政府がやり続けることは不可能でしょう。そして、スポンサー契約が終わったら、応援されていた方も途方に暮れてしまいます。

ウィン・ウィンを考えて、企業や行政が協力すべきなのは、「露出」と「決済システム」ではないでしょうか。

 

【個の価値】を広め、集客し、なんとか「業として回る」レベルにするのに最も必要なのは「宣伝」です。つまり「宣伝」はヨチヨチの個人事業者にとってお金そのものなのです。

もちろん商品としてブラッシュアップされていることは必須。前項で書いた「起業のスキル」が自分で磨かれている前提ですが、その次にはどう「露出」するかが勝負になります。

 

ここで、20世紀なら「マスコミが取り上げてくれる」が最強の露出でした。今もそれは当然あります。

しかし、昔と違うことは、あらゆる企業や組織が「メディア化」していることです。
ホームページにSNS、動画サイトに定期イベント、様々な形で「広告」だけでなく「コンテンツ」を作って顧客とコミュニケーションをしている状態です。
企業や行政がメディアに「広告」を出すにしても同じ。単広告もありますが「続きはWEBで」と自社コンテンツに誘導しているものが非常に増えました。これも「メディア化」手法です。

こうした企業や組織が発信するメディアに、いま消費者の時間が大量に取られています。
それがマスメディアが効きづらくなった理由です。
この企業や組織のメディアに、まだヨチヨチ歩きの【個の価値】を露出し、育てていくということが、互いの強みをいかし合うタッグになるのではないかと私は考えています。

 

ただ、企業側としては、「多くのトラフィックを集めるためには、無名の一般人じゃなく有名人を起用したい」と思うでしょう。ごく普通の発想です。
お金がたくさんあるところ、新しい発想になりにくいところは、そういうやり方を続けるでしょうね。

しかし、「まだ無名だけれど、本当に才能のあるこれから輝く誰か」を起用することは、企業側にとっても様々なメリットがあります

・費用が安い
・一緒に育てるので、その「才能」の周りの人と強い絆が築ける
・育った時にさらにそのメリットは大きくなる
・それほど「大ヒット」「大スター」「超有名」でなくとも、あるコミュニティと濃い関係を作るのには費用対効果が大きい
・既存有名人と違ってオリジナリティが高く、どんどんコラボレーションもできる

などなど、他にもたくさんあります。

 

この「露出」の他に、「決済システム」も、【個の価値】を売り出した人が直面しやすい問題です。ですので、そのサポートもすることはとても望ましい。ここの具体論を書くと長くなりすぎるので今回は割愛しますが、いずれにしても<企業側がその人の価値にお金を出す>という解決よりも<その人が自分で稼げる手伝いをする>という解決の方がベターです。より続くのはどちらかということを考えれば。

 

企業のSDGs視点が『「夢」を追いかけ、実現する人が増える未来』に向けられれば

そして何より企業にとってのモチベーションになり得るのは、この活動は「SDGs」に向けたアクションであるということです。株主総会や四半期報告で、ステクホルダや投資家、金融機関に堂々と胸を張れますよ!

音楽やアートやスポーツに限らなくてもいい。【個の価値】を磨いて自立して生きたいと望んでいる人たちは様々なジャンルにいます。ですので自社の本業と、自社のターゲット層とマッチする相手を見つけ、応援し、一緒に成長しながらやっていけばいいということ。

 

お金を出し続けてスポンサードするのではなく、その【個の価値】が自立でき、よりその人のファンを増やせるように助長するというサポートをする。

それによって、サポート企業にもその【個の価値】の良いイメージが重なり、彼(彼女)を応援してきた人が仲間として親近感を持ち、さらに技術革新で職を失うであろう「未来の失職者」を「夢の実現者」へと変えていくことで、イキイキと「仕事」をする人を増やして世の消費力も衰えないようにできる!

 

どうですか?

良い未来だと思いませんか!?

 

ただ、問題は、企業や行政(=メディア)側に、まだ「種」や「ひよこ」の状態であるどの【個の価値】と組むか、どう育てるか・・・といったプロデュース能力がないと、このウィン・ウィン関係を作るのが難しいということです。

まさにそのお手伝いをするのが、トミタプロデュース株式会社なのです!
・・・ということで、新時代を迎える2019年も、何卒よろしくお願い申し上げます。

Translate »