トミタブログ

うなぎこそ、SDGsだ!誰か一緒にコンテンツ作りませんか!?

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持続可能なゴールとしてのうなぎ

2019年7月27日〜。 今日は土用の丑の日です。

絶滅危惧種といわれてもみんな食べたいうなぎ。
最近クジラばかりが話題になるけど、正直いってクジラは一部特別な思い入れの人以外は別に食べなくていいから〜と思ってる人がほとんどでしょ? だけどうなぎは違います!
(捕鯨文化を低く言ってるんじゃありませんよ〜)

だったらもう少しうなぎのことを知ったほうがいい・・・。実は少し前に、某うなぎ店の経営者の方に、うなぎ博士の塚本勝巳さんのことを教えていただき、塚本さんの研究に驚愕したので土用丑ブログに書いておくことにします。

 

僕らは、あんなに好きなうなぎのこと、何も知らないといっていい
うなぎって、この広い世界のごく狭いある一点でしか生まれない!?

ニホンウナギって日本中の川で取れるんですが、そこで生まれるわけではありません。
どこで生まれると思います?

海?正解!海で卵が孵化して日本の川に戻ってくるんだけど、そのへんの海ではありません。
ではどこの海か??

 

なんと答えは『マリアナ海溝』。ま・り・あ・な!

ニホンウナギはマリアナ海溝でしか卵を産まないんですって!

びっくり!

でも「マリアナ海溝」ってどこ?



ここです。

Google Mapでアクセスしても、ただの広い海にポインタが出てくるだけ、少しズームアウトしないとどこなのかも分からない場所。

 

フィリピンの東、グアムの北。めちゃ遠い‼

しかも世界で一番深い海であり、本当に広い海です。

日本人が全員グアムに里帰りして子ども産んで戻ってくることを想像すると、いやぁうなぎのヤツ苦労してるんだなぁと驚きます。

 

このめちゃくちゃ広くて深い海の、どのくらいの範囲がニホンウナギが卵を産む場所だと思いますか?

なんと!小学校の体育館くらいのスペースなんだそう。
めちゃくちゃ広い海の中の小学校の体育館ですよ!サッカー場のどこかにあるサイコロを探すくらいの感じでしょうか。なんでそこにうなぎ達はちゃんと行けるのか?
しかもそこにメスとオスが、卵を産む時期にちゃんと行って会えない限り、赤ちゃんうなぎは生まれないわけです。

どれだけ奇跡のような出会いなんだぁぁぁ!!!???
(゚〇゚;)(゚〇゚;)(゚〇゚;)(゚〇゚;)(゚〇゚;)

この事実を、大胆な仮説としぶとい現場研究から明らかにしたのが、うなぎ博士の塚本勝巳さん。塚本先生の本を読むとそのあまりのスゴさに、とてもそれが事実とは想えない気になってきます。でも、事実らしいんですよね・・・いやぁ恐るべし、うなぎ!

 

どうしたら100年先の人も、美味しいうなぎが食べられるんだろう

ニホンウナギを環境省が絶滅危惧種に指定したのは2013年。
でも現実にはうなぎのことは、まだ人間はほとんど何も分かっていません。

海洋生物は陸上生物と違い、うなぎの例を見ても分かるようにめちゃくちゃな距離をダイナミックに動いて生きていますし、そもそも海が広すぎてどこにいるのかいないのかよく分かりません。
また、哺乳類や鳥類などと違って、魚類など海の生き物の生む卵の量は半端ありません。それがどこかの「巣」にあるわけじゃなくて、海を潮流とともに漂っていくわけです。

そういう意味では、地上の動物と同じようには考えられないだろうなと思います。

ニホンウナギの場合は、その多くはいわゆる「黒潮」に乗って北上して、フィリピン〜台湾〜沖縄〜九州〜日本各地・・・と旅していくわけですが、ハッキリしているのは、日本の漁場にまでたどり着くうなぎが減って、日本でうなぎの値段が非常に高騰しているってこと。

これはもちろん環境問題だけではありません。その戻る途中で、乱獲やら国際組織の密猟やらいろいろあるわけ。

日本人が非常に高値でうなぎを買うことが分かってくると、ヤミの世界も動き出して資金源になっているなんて話もあります。

覚醒剤とか銃とかは、これも一部の人以外は無くていいものですが、うなぎは違いますよね。うなぎはみんな大好き!しかも日本人だけ(今のところ)。

うな重

うなぎをテーマにSDGsをめちゃくちゃ分かりやすく描く物語を作りませんか?

で、僕はその「うなぎ問題」を具体的に考えていくことは、SDGsを非常に分かりやすく総合的に考えるいいテーマだな〜と思ったわけです。

うなぎ問題ほど、各町の商店街が地球サイズな想像力を必要とする問題はありません。

うなぎ問題はクジラ問題以上に日本各地に関係する、環境と人間の欲望、食文化や職人の長年の技を地球視点で考えるべきテーマです。

うなぎ問題は、巨大な闇マネー、国際紛争、経済発展、国家間駆け引き・・・などの人間の大きな欲望と理性の戦いです。

登場人物としても、漁師と学者と資本家とマフィアと職人と美食家と庶民と・・・バラエティに富む人がみんな入り乱れてタレでどろどろになる「みんなの問題」です。

 

ということで、だいぶ初期構想は具体的にできあがっています。

これを、絵本にするのがいいのか、小説がいいか、ドキュメント番組がいいか、コメディ&ファンタジーでワクワクの映画がいいか・・・。いずれにしてもそれは今の世界の中での日本の未来イメージそのものです。

コンテンツの形にしたら相当面白いものができるでしょう。誰か一緒にやりませんか!?

ご連絡お待ちしております〜。