トミタブログ

母が他界して思うこと

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先日、元気だった母親が突然亡くなりました。

どうしてかははっきり分かりません。
死因は「内因性急死」。
要するに、事故でも事件でもなく、からだの中の何かが原因で急に亡くなったという話です。

医者によれば、こんなに急に逝くのは、脳か心臓か…ということで、
解剖すればはっきりしたことが分かるかもしれないが絶対とは言えない、とのこと。

フランスに居る妹家族がやってくるまで、なんとか形をとどめたいと思ったので、
それ以上の深追いはやめました。帰ってくるわけでもないし。

ただ、はっきり分かるのは、死の直前までまったくそのつもりが無かったこと。
自分でさんまやら何やら食材を買い、枕元で聴ける小さなラジオまで買っていました。

その日は気持ちが悪かったのか、食卓に食べかけのおかゆとサツマイモを残したまま、
寝間着に着替えてベッドの上で亡くなりました。

 

2年前に他界したオヤジも、同じように急死でした。
彼は、自分で着替まで出して、シャワーを浴びている時に、突然心臓の血管が破れて死にました。

まぁどちらもあまりに突然で、何とも現実味がありません。
そんな風に直前まで元気に楽しく生きてきて、急に逝くってのは悪くない って話もありますが、
いったいどうなのでしょう・・・

 

どちらも、一応は健康診断とかしていたし、医者にもかかっていたわけですが、
そんなに死が迫っているとは、病院でも分からなかった…そいういうものですね。

しかし、親が二人とも急死をするってことは、その「才能」はきっと自分にもあるのでしょう。
これだけあっさり逝く二人を見ると、いつナンドキ<Game Over>のランプが灯っても
おかしくないということが骨身に迫ります。

「その時」がいつかは分からないのです。

だったら、いつ死んでも後悔ないように、毎日シアワセに生きていくしかありません。
特にあせっているのではありません。
自分なりに納得のいく毎日を、1日1日過ごしていきたいと、改めてそんな風に思ったわけです。

 

お気遣い頂きました皆さま、誠にありがとうございました。
皆さんの気持ちが、本当に支えになりました。
おかげさまで、僕は元気です。

ただ、以前とは何かが少し変わった気もします。
自分の人生の中で、「新しい章」が始まったような気持ちです。

最後まで良い人生を送れるように、日々大事に生きていきたいと思います。

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